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インク一滴

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春のひかり



その日はよく晴れたうららかな春の日だった。
暖かくなって雪が融けてゆく。
長い間雪に閉ざされる地に暮らす者にとって、春は待ち焦がれた恋人のようにも思える季節だ。

そんな良い季節を迎えて、最後のデートの日がやってきた。

物事には終わりがある。
終わらない関係はない。

けれど、ああそうですか、で済ませることができるほど、自分の感情は簡単ではなかった。
そもそも自分から言いだしたことなのに。

長い長い時間、指を絡めて抱きしめてくれていた。
好きだよ、と言ってくれた。
素直に嬉しかったし私も大好きなのに、言えなかった。
未来のない「好き」は、虚しい気がした。

後になって、未来などなくても好きは好きじゃないかと後悔した。
未来がないことなどわかっていたし、閉じた世界に二人きりで存在する、
その空間に時々いることができたらそれでよかった。

成功不安。
うまくいきそうになると自分で壊してしまう。

どうかしてる。

恋愛の美味しいところだけを味わうキリギリスにバチがあたった。

最後の逢瀬ののちに外へ出ると、春の光が眩しかった。






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