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インク一滴

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頬の感触。


彼の頬に頬を寄せる。
すべすべした頬で彼の頬に触れ、
顔を回して唇で触れる。
両手で頭を抱えて指先でも。
愛おしい皮膚の感触を自分の全てで確認したい。


以前、待ち合わせていて逢えた時に、頭にキスしてくれたことが忘れられない。
唇で触れて匂いを確かめるような。
私が確かにそこに存在している事を確認するような。
親密な愛情に混ざった少しだけ保護者のような包容力に似たものを、
うっすらと感じたのだ。












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逢えない時間。



9月、全ての土曜日に、何かしら用事が入ってしまった彼。
8月中旬になんとかデートできて、あとは10月まで逢えない見込みだ。

その事を告げられた時には大げさだけれど絶望的な気持に一瞬なった。
でも、逢えない時間を使って多少体を鍛えたり、自分の事に集中するのはよいことかなと、
すぐに発想を切り替えられた。

腹筋を割る。
腹肉撃退!
全体的に一回りほっそり。
目標はこんなところで。

来月のデートまで、精進しよう。

山で虫に刺されてしまったり、何かのアレルギーで瞼が腫れてしまったり、
小さなトラブルはいろいろあるものの、
彼の感触を思い出しながら眠ったり、気分転換してみようかと。




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最後の恋。



もう一度、青春をやりなおしているような気がしてる。
状況的には所謂不倫という括りにはいるであろう関係。
でもなぜかしらドロドロしたところがない。
同級生の◯◯君と放課後部活しているような感覚。。。

一緒にいただく美味しいもの、お互いに好きな結構変な本、
これまたおかしな展覧会。。。
わりとマニアックな諸々の話ができる相手というのはなかなかいない。

自分の結構変なところも受けとめてくれているという安心感。
彼もちょっと変なところを素直にさらけ出してくれている満足感。

もしもいつか逢えなくなったとしても、ずっと大好きで大切な人なんだろうと思う。
これって最後の恋なのかもしれないと思った次第。








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好きとは言わない


デートの翌日のメール。
「◯◯ちゃんはきれいです。」
とあった。

泣いてしまった。

その一文に凝縮されたお互いの気持ち。。。
大好きなことは手に取るようにわかる。
でも、彼は言葉にはしない。
私の方はごく稀に「大好きだと改めて思いました。」
というような作文のように抑えた書き方をすることはある。
彼の事情や美意識、それらが簡単に「好き」という言葉を使わせない。

私自身はそんなにきれいではない。
年齢も年齢だし、皮膚も体も衰えてきている。
でも、もう少し若い時に出会えていても、同じように恋に落ちたかというと、
たぶんそうはならなかったと思う。
時間が熟成させる何かが、その時のお互いにぴったりと合った結果だと思うから。
「きれいだ」というのは、彼なりの「好きだ」の変化形だと理解した。


言葉にしなくても、十分に伝わっている。
それなのに変化形であっても言葉にしてくれた。
その気持が嬉しくて、そこも同じ気持であったことが嬉しくて、
私は泣いてしまった。





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恋に落ちる瞬間。


いつ恋に落ちたのか。

その瞬間をはっきりと認識できる場合もあるかもしれない。
自分も、若い時にはあったと思う。いや、あった。

年齢を重ねるにつれて生じるいろいろなしがらみ。
自分の立場と役割。
それらを全うするあるいは壊さないようにするために、
気持にブレーキをかける。
それは自分を傷つけないためでもある。
知らないうちに抑制することが得意になって、自分の本当の気持がわからなくなっていく。

私を包む堅い分厚い殻を、コツコツとゆっくり壊してくれた人。
私自身が自分の気持に気付いていなかったのに、
彼はどうして気付いてくれたんだろう。

自分はいつ恋に落ちたんだろう。
知りたくてたまらない。




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